大正15年8月3日

更新日:2026年07月08日

8月3日(火曜日)、午前7時50分出勤。

午前10時半頃、町田村長他3名が来場し、火葬場を視察された。小職が同行した。終了後、小千畳敷を経て帰ってきた。

午後7時から、登記所新築時の関東銀行からの借入金に対し、催促があったため、旧関係者の白根鼎三他13名に当役場で相談会を開催すると通知したところ、出席者は二宮・出口の2名のみで、流会となった。

午後10時過ぎに退庁した。

解説

今日は、町田村から火葬場に視察団がやって来ました。町では、関東大震災で被災した火葬場を新築していましたので、新しい設備の様子などを視察しに来たのでしょう。

また、小千畳敷(こせんじょうじき)を経て帰ったとの記載がありますが、小千畳は安田善次郎邸の裏山にあたる場所のことで、別名王城山とも呼ばれています。山頂には「明治天皇観漁記念碑」が建てられており、道を辿って下ると短時間で大磯駅の裏手に出ることができました。

もう一つの記事は、登記所新築における借入金の返済についてです。これは、11年前の大正4(1915)年当時、中郡役所を平塚町に移転する計画が持ち上がり、町は対抗するため、既存の登記所を町費で移転新築して食い止めようとし、その資金を、関東銀行と大磯銀行から借り入れました。その返済について、倒産した関東銀行を引き継いだ関東興信銀行から、改めて7月21日に小見助役宛てに催促がありました。30日には弁護士からの内容証明通知が届きました。債務者は、当時の町長・白根鼎三(故人)をはじめ、助役、町会議員など13名です。小見助役は、解決に向けた相談会を開きたかったようですが、残念ながら関係者はほとんど集まりませんでした。

参考

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