大正13年11月4日
11月4日(火曜日)、午前8時30分出勤。
午前9時30分頃、町長の出勤前に、二宮・郷土・宇留島・山下・加藤・平田・鈴木の7名及び助役が、高木土木並びに県土木技師と共に海岸にて現場を踏査した。正12時頃に終了した。漁業組合代理の宇留島・郷土・二宮・助役・高木・県技師の6名で禱龍館において昼食を喫し、午後3時に帰場し、藤田町長に報告した。
本日も、小巻の人足2名を雇い、水道測量に従事した。
午後4時10分に退庁した。
午後7時頃から、白岩神社脇の旭村に通ずる里道拡張の件について、西小磯部落伍長総集会を開いた。種々協議の結果、満場一致で可決した。明日、町会議員に申し出ることにして散会した。
解説
今日も、小見助役は朝から半日かけて、町会議員や漁業組合関係者、土木技術者らと共に海岸の工事現場を踏査しました。夜は西小磯で、地域の代表らと道路拡張工事の協議集会に参加し、意見の取りまとめをしました。
11月から本格始動した水道工事も、測量が進んでいるようです。
更新日:2024年10月10日