旧吉田茂邸は戦後の内閣総理大臣を務めた吉田茂(1878-1967) が暮らしていた邸宅です。もとは明治17年(1884) に吉田茂の養父・吉田健三が土地を購入し、別荘を建てたのがはじまりです。養父亡きあと吉田茂が邸宅を引き継ぎました。昭和20 年(1945) より大磯の邸宅を本邸とし、晩年を過ごしました。
本施設は吉田茂が暮らした当時の邸宅を復原したものです。昭和22 年頃建てられた応接間棟、および昭和30 年代に近代数寄屋建築で有名な吉田五十八が設計した新館をメインに再建しています。
相模灘の青い海と高麗山・鷹取山をはじめとする緑の丘陵は、太古の昔から豊かな恵みを約束し、さまざまな文化を大磯の地にはぐくんできました。
大磯町郷土資料館では、こうした大磯と周辺地域を含む豊かな風土のひろがりを「湘南の丘陵と海」というテーマとしてとらえ、展示・教育普及など各種活動を行なっています。
最新展示情報
次回予告
次回の企画展の開催は未定です。
予定が決まり次第、お知らせします。