大正14年8月20日
8月20日(木曜日)、午前7時40分出勤。
昨夜火葬があり、甕の具合が悪く時間を要したと作業者より報告があった。午前中に鈴木瀧三郎が来場し、町長に詫びを入れた。
午後0時30分に退庁した。帰宅途中、小学校において波多野訓導に面会した。青年団宣伝ビラの件について、町長の命を受け公表状を校長に依頼することを申し入れ、すぐに帰宅した。
解説
新しい火葬場は、甕の不具合で問題があり鈴木瀧三郎が度々来場し詫びを入れています。改善されるのでしょうか。
青年団宣伝ビラの件は、青年団が出方(海水茶屋)に不正があり海水浴客に注意ビラを配るとしたところ、宮代師子氏が中止を申し入れたことです。宣伝の草稿を小学校長に依頼していました。
参考
『大磯町史』7、P553~556























更新日:2025年07月25日