大正15年8月4日

更新日:2026年07月08日

8月4日(水曜日)、午前7時30分出勤。

午前9時、森町長の命令により、警察電話で元厚木税務署官舎転売の件を大川厚木署長に依頼した。近日中に回答がある予定である。

帰宅途中、関東銀行に行って多田氏に面会し、登記所建築借入金の件について延期を申込んでおいた。

本日、警察署祝賀会費の内金50円は中郡畜産会からの寄贈だったので、領収書を小泉技師宛に小職代表で送った。

午後0時30分に退庁した。

解説

町では、かねてより税務署を町費で新築移転して大磯で存続させて来ました。しかし、大正13(1924)年から、各署を整理・合併させる計画が出たため、合併で不要になった元厚木税務署の庁舎・官舎を引き取って、庁舎の増築と署員官舎を造り、利便を図る計画を立て、更なる存続を願う陳情書を提出しました。元厚木税務署官舎の払下げを受けるため、大正15(1926)年1月6日に、すでに代金を支払いました。2月10日には、建物があった南毛利村とも売買契約が成立し、22日には引き渡しを受けていました。この件の相談先として、大川厚木警察署長に電話をしていますが、この人物は、前・大磯警察署長だった大川重廣と思われます。

また、今日の小見助役は、銀行に直接出向き、登記所に関する借入金返済の延期を申し込んでいます。昨日、この借入金について、当時の関係者を集めて話し合いをしようとしましたがうまく行っていません。

参考

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