大正15年7月28日

更新日:2026年07月04日

7月28日(水曜日)、午前7時半出勤。

午前9時頃、真壁海水浴場実行委員が来場して、海岸便所新設の設計図を現場へ持参した。

午前10時、渡辺主任書記は海岸へ出張した。用件は漁業組合一同不漁のため、海神へ大漁祈祷の神楽を奏することに際し、当町で海に関係ある者は休業とのことだった。海水浴場も午後3時に休業することについて森町長の許可を得て出張した。

午後0時50分に退庁した。帰宅途中、海水浴場を巡視し、午後2時半に帰宅した。

午後7時より、税務署建築委員会を開催した。出席者は森町長・助役・三宅・渡辺・二宮・郷土・曽根田並びに奧野・真壁の相談役だった。協議事項は、明後30日に三宅・奥野・二宮・真壁により厚木町税務署を実地踏査すること、庁舎増設と官舎建築は別々に請け負わせること、請負者は当町居住者を条件とし、土木・建築請負業者資格を定め、入札することを可決した。他に波多野訓導退職の慰労金は、森町長と霜島校長に一任することに決定した。なお、明日森町長と郷土氏で県へ出張することなどの話があった。午後10時半に散会した。

解説

本日、渡辺書記は、海岸へ出張しています。当時の大磯では鰤が大量に獲れ、町役場には漁業組合から鰤が届けられることもありました。今年は不漁続きのようです。そこで、海の神様へ神楽を捧げ大漁祈祷をすることになりました。海水浴場を閉鎖し、漁業関係者が参加して祈祷を行いました。

夜の町会では、税務署の庁舎増築と官舎建築について具体的に協議しました。ようやく本格的に動き出します。大正13(1924)年に厚木税務署が廃止され、大磯税務署の管轄区域が中郡・愛甲郡・津久井郡の3郡に拡大されました。それに伴い庁舎が手狭となり、増築をする必要がありました。元厚木税務署建物の払い下げの手続き等で、これまで多くの時間がかかりました。

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