大正14年1月1日
1月1日(木曜日)
午前9時、町役場へ出頭した。
午前10時から大磯小学校において祝賀式に参加した。終了後、役場ヘ引上げ、吏員一同と年賀を交換した。すぐに退庁し、諸官署に年賀をした。
午後4時頃に帰宅した。
解説
助役日誌に書かれている100年前の正月の風景は、現在とは全く異なっています。元日は、学校で新年を祝う祝賀式が行われました。これには学校の職員や生徒児童はもちろん、町長始め役場吏員らが集まりました。現在では、新年の挨拶(年賀)を「年賀状」やSNSなどで行うことも多くなりましたが、この当時は、集まったり訪問したりして、直接交わすことが一般的でした。
小見助役も、朝から夕方まで挨拶回りに出かけています。
更新日:2024年12月13日