大正11年1月1日

更新日:2022年01月01日

1月1日(日曜日)

午前9時30分から、大磯小学校にて四方拝の式が行われたので参加した。
式が終わった後、町役場で年賀式の挨拶を行い、その後、諸官署や知人に年始の挨拶をした。

早朝に大雨が降ったが、その後はやんだ。

解説

大正11年のお正月は、前年(大正10年1月1日)と異なり、「拝賀式」ではなく、「四方拝」を大磯小学校にて行った、と記されています。

「拝賀式」とは、職員、児童、町長を始めとする行政の責任者等が参集して、天皇皇后の御真影(肖像写真)に拝礼し、君が代を奉唱する儀式です。一方、「四方拝」とは、天皇が元日の早朝に皇居にて、四方の神様や天皇陵に拝礼するという儀礼です。日誌には、四方拝と記されていますが、おそらく正しくは拝賀式を指すのではないかと考えられます。

その後は、例年通り、町役場にて年賀式を行い、他の役所や友人知人に年始の挨拶まわりをしています。

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