大正14年6月19日
6月19日(金曜日)、午前7時30分出勤。
本日、岩崎税務署長に面会し、厚木税務署払い下げ件について東京税務監督署の報告並びに今後のことを依頼して、帰場した。
午前10時ごろ、出納検査立会人並びに助役に対し、漁業組合の船曳場工事費の出納を行った。昼食を摂り(禱龍館の50銭の弁当を5人前)終了後、小学校費備品費買入等の出納検査も実施した。
午後1時から、町会議員と区長一同を召集し、上水道布設の件について協議した。種々協議の末、水源地を試掘することとして散会した。海水浴場委員は居残り、海水浴場開きについて再協議して、午後5時半頃に散会した。すぐに退庁した。
解説
昨日、東京税務監督局に出張し、元厚木税務署の払い下げの件で指示を受けました。今日はその内容を大磯税務署長に説明したようです。
また、漁業組合の船曳場にかかる工事費について出納検査を行いました。検査員は、6月17日に決まっていました。
震災で被害を受けた海水浴場は整備され、大正14(1925)年から以前と同じように海開きが出来るようになりました。
更新日:2025年05月18日