大正14年6月18日

更新日:2025年05月18日

6月18日(木曜日)

午前9時、出勤せず、東京税務監督局に出張した。元厚木税務署庁舎官舎払下げの件で依頼することがあり、物品会計主任に面会した。当該の庁舎は、坪当たり8~9円、官舎は、坪当たり17~18円の価格で大磯町へ払い下げることになっており、大磯税務署を経由し、公文書を以てその手続きをするようにとのことだった。午後5時半頃に帰場し、すぐに退庁した。

本日、宮代町長は、小田原御料局出張所へ出向き、御料局大磯出張所跡地の払下げの件で濱所長に面会した。

解説

大正13(1924)年、税務署管轄改正の結果、厚木税務署を廃し、大磯税務署の管轄区域を中・愛甲・津久井の3郡に拡大することになりました。区域が拡大することに伴い、大磯税務署が手狭のため、厚木税務署の払い下げを検討していました。今日は、そのことで、東京へ出張したようです。無事払い下げができるのでしょうか。

参考

鈴木昇『大磯の今昔』9、p130~133

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