大正14年9月22日

更新日:2025年09月02日

9月22日(火曜日)、午前7時30分出勤。

午前9時の大磯駅発の汽車にて、岩崎税務署長代理の岡庶務課長と共に、町長・助役・長島書記は厚木町へ出張し、元税務署の建物を調査した。午後3時半頃役場へ戻り、退庁した。

本日、渡辺書記が立ち会い、海水出方小屋と付属の建物などを取り崩し、新しい物置場へ片付けた。

帰宅途中、小学校建築現場を見廻った。

解説

大正13(1924)年の税務署管轄改正により厚木税務署が廃止され、大磯税務署の管轄区域が中・愛甲・津久井の3郡に拡大することになりました。そのため、手狭な大磯税務署を増築する必要がありました。同年12月16日付で当時の藤田文次郎町長は申請書を作成し、厚木税務署の庁舎や官舎の払下げを願い出ており、ようやく大正14(1925)年6月18日に正式に払下げの許可がおりました。今日は移転する建物を見に厚木に出かけました。

参考

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