大正12年10月1日

更新日:2023年10月01日

10月1日(月曜日)、午前8時20分出勤。

戸籍謄抄本事務に忙殺した。

午後1時30分頃、国府村長と共に藤田町長は中郡役所ヘ出張した。午後3時頃、帰場された。

午後5時20分退庁。

解説

この日で、大震災が起きた日から1か月が経ちました。今日からまた、小見助役の日誌のみをご紹介するコーナーに戻ります。

町の様子はまだ復興途中だったと思いますが、町役場は前月24日から元の庁舎で執務ができるようになり、自宅の修復を行うことができた小見助役にも、戸籍事務に忙殺する毎日が戻ってきています(参照:9月24日9月28日)。

町長と国府村長が一緒に郡役所に出かけています。実は郡制そのものは、この年(大正12年)の4月にすでに廃止となっていたのですが、残務処理のため郡長と役所の組織はまだ残っていました。結局、3年後の1926年(大正15年)7月1日まで「郡役所」は存在していきます。

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