大正11年7月18日
7月18日(火曜日)
午前5時ごろ、字切通の死馬について、いろいろと協議を行った結果、西小磯共同墓地に埋葬することとなった。同時に渡辺主任書記に命じて埋葬を完了させた。
午前8時半ごろ出勤。
午前10時ごろ、高来神社例祭に参加。各区において非常なる余興があった。明くる午前3時30分、神輿渡御を完了し、宮代屋にて朝飯の饗応を受けて、午前6時ごろ帰宅する。
解説
午前5時に死馬の件について協議を行っています。朝早い時間に協議を行うのは、午前中から高来神社の例祭(御船祭)があるためです。小見助役は死馬の埋葬を渡辺書記に命じてから、休む間もなく出勤し、午前10時に高麗神社例祭に参加しました。
午前3時30分に神輿渡御を終え、帰宅したのが午前6時です。小見助役は丸一日寝ていないことになります。ちなみに、昨年の例祭では午前2時30分に帰宅していますので、例祭の進行が大幅に延びていたことがわかります。
更新日:2022年07月18日