大正15年8月28日

更新日:2026年08月02日

8月28日(土曜日)、午前7時30分出勤。

午前10時から、当税務署増築並びに同住宅移築入札を施行した。森町長は横浜へ出張のため欠席した。建築委員並びに助役が立ち合い、予定価格を示し執行した。増築は予定額超過のため再入札となった。税務署は4,970円で押田勝五郎が落札し、住宅は最低価格3,000円で河野栄吉が落札した。建築委員の出席者は三宅・二宮・曽根田・真壁・奥野の5名で、渡辺・郷土は欠席した。無事終了した。松月へ上弁7本を注文した。

本日、当町各宗寺院代表の地福寺・妙昌寺・妙大寺の3住職が来場し、9月1日の震災記念法要について、意見を求められた。森町長の自宅に訪問して聞いた意見としては、講演会の件は5年あるいは7年、10年祭などにすると、地福寺住職に回答した。

午後5時頃に退庁した。

解説

8月21日に入札の告知をした通り、税務署増築と住宅移築の入札を行いました。大正13(1924)年の官制改正により、厚木税務署は廃止され大磯税務署に統合されました。大磯税務署では管轄区の拡大により、手狭な税務署を広げる準備を進めていました。今日は、元厚木税務署から譲り受けた庁舎と官舎を、運搬して移築・改築・増築をするための請負業者を決める日です。大正14(1925)年の大磯町歳出予算では、運搬と移築改築費5,270円の予算額のところ、4,970円で押田勝五郎が落札し、そのうちの住宅の移築改築費として、河野栄吉が3,000円で請け負いました。増築費は予算内の3,920円で請け負う業者がいなかったので、後日に再入札となりました。

また、関東大震災から3回目となる9月1日の震災記念法要について、地福寺、妙昌寺、妙大寺の住職がやってきて、小見助役は相談を受けました。森町長の意見により、講演会は節目の年まで延期すると回答しました。

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