大正15年6月7日

更新日:2026年05月08日

6月7日(月曜日)、午前7時30分出勤。

本日、青年訓練所予算の件を、栢木主任に命じた。

小巻氏に対する奥山氏が関係する保険料の本払をした。

本日、登記所対銀行の件について、関東興信銀行から解決を求める請求が来た。来る10日頃、協議会を行う予定と回答をしておいた。

本日、長島・加藤・中西の3名は、平塚競馬会に雇われて出張した。

昨6日、照ヶ崎海岸において溺死者があり、身元が判明した。山梨県上野原町より引取人が来場し、火葬に付する事になった。渡邉半七書記が宿直で取扱う。

本日、寒川神社主典の竹内安司氏が来場し、国府祭の仮神輿渡御の宣伝ビラを、各区長に頒布したいと申出た。すぐに配布した。

午後7時から区長定例会が開催された。

午後4時20分に退庁した。

解説

今日の小見助役は、お金にまつわる用件を3件記載しています。まず、設置の勅令が発せられた「青年訓練所」に係る経費を予算として計上することで、これは、栢木主任書記に任せました。次は、小学校の工事に関連して、保険料の支払いをしています。「登記所対銀行の件」とは、何らかの資金繰りの話ではないかと思われますが、詳細はわかりません。

今日は、3名の吏員が競馬場の要員として出張しています。人手が足りなかったのでしょう。溺死者の取り扱いは、宿直の書記が対応することになりました。

国府祭は、現在も例年5月5日に行われる相模国の6つの神社が集う祭りで、県の無形民俗文化財に指定されています。寒川神社は、3年前に起きた関東大震災で本殿や拝殿が大きく傾き、一の鳥居も倒壊するなど甚大な被害を受けていました。頒布依頼をした宣伝ビラの内容や目的がはっきりしませんが、まだ震災前のような神輿渡御は出来なかったのかもしれません。ちなみに、国府祭は、大正15(1926)年当時は6月21日に行われるお祭りでした。

参考

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