大正15年2月11日
2月11日(木曜日)、紀元節、祝日。
午前10時より、紀元節並びに建国祭を行う。講堂工事は未完であるが、式場で式をおこなった。校長による開催の辞、君が代合唱、校長による教育勅語の奉読、紀元節並びに建国際にあたり講演があった。講演終了後、有志の祝辞、町長代理の祝辞朗読があった。校長が閉会を告げ一同散会した。休憩室にて茶菓子を用意した。
終了後そのまま裁縫室で町会議員の相談会を開き、税務署の増築並びに元厚木税務署払い下げの件、官舎敷地借入等について協議を重ねた。なお、奉安所の緞帳の件、並びに建築期限の件を協議し、小巻請負は落成を2月28日とし引き受けた。緞帳は、県予算の見積額以上は按分して、請負者は小巻と折半して上等品に換えることとした。午後2時半頃に散会した。
午後3時頃、県の成富技師・渡辺技手が来場し、建築現場を視察した。第2工事の設計は霜島校長に任せ、県の成富技師に依頼することにして、午後4時半頃に帰宅した。
解説
紀元節は、古事記や日本書記で日本の初代天皇とされる神武天皇の即位日で、明治6(1873)年に定められた祝日です。昭和23(1948)年の「国民の祝日に関する法律」の施行により廃止されましたが、昭和41(1966)年に「建国記念の日」として祝日になりました。今日はこれまで打ち合わせをしてきた建国祭が行われました。無事終了したようで良かったです。
また、奉安所とは戦前の学校に必ず設置されていた施設で、天皇皇后両陛下の写真及び教育勅語を安置していました。その緞帳を買い替えることにしたようです。























更新日:2026年01月13日