大正15年2月8日
2月8日(月曜日)、午前8時50分出勤。
本日は雑務で忙しかった。
本日、世田谷自動車隊の将校ら120名が大磯町に泊まった。渡辺主任書記・小見・加藤の2名が取り扱った。
午後4時に退庁の際、助役職印を渡辺書記に預けた。帰宅途中、小学校建築場を巡視した。霜島校長に面会し、建国祭の件を委任した。通知は、諸官署長・郡長・町会議員・区長・僧侶等のほか有志ヘ、小学校より発する予定である。
解説
今日、大磯にやって来た「世田谷自動車隊」とは、世田谷区桜丘にあった陸軍の自動車隊のことと思われます。自動車隊では、戦車を含む軍用自動車の研究開発や教育を行っていましたが、この後、自動車隊は廃止統合されて、5月には新たに「陸軍自動車学校」が設置されることになります。現在、跡地のほとんどは、東京農業大学世田谷キャンパスになっています。
また、小見助役は一度退庁した後、小学校で霜島校長と11日の紀元節に行う建国祭の件を話し合いました。建国祭には、町内の名誉職が出席することが決まっていて、通知が必要です。校長名での発送を依頼したのでしょう。























更新日:2025年12月21日