大正15年2月4日
2月4日(木曜日)、午前8時30分出勤。
午前10時頃、高来神官の祭儀に参加した。神式にて午前11時から親戚の祭祀を社務所において執行した。午後1時から神社内に式場を設け、本祭式が執行された。会祭者は、二見神官が祭主となって神官5名、喪主の高麗邦道氏、その他親戚一同、郡長、警察署長、大磯町長代理助役、他町村長、小学校長並びに林野管理局、町会議員、区長総代、宮世話人、その他数100人が参列した。午後3時半に玉串奉奠が終わり、散会し、役場に戻った。
帰場後すぐに、県水産課長の仙川技師が、西小磯特別漁場更新の件について松月亭で面会を求めた。渡辺・秋山の両氏と共に会った。
午後4時に退庁した。
解説
今日は、高麗神社の神官だった高麗邦元の祭儀が執り行われました。午前中に親族のみの祭祀を行い、午後から本祭式を行っていますが、式を執り行う関係者の他に、郡長・警察署長など行政の責任者らが多数参列しています。その他にも参列者は数100人と多くの人々が高麗邦元神官との別れを惜しみました。玉串奉奠が終了するまで2時間半もかかったと書かれていることから、多くの会葬者で参道が埋め尽くされた様子が浮かんできます。
そして、役場に戻った小見助役を待っていたのは、県の水産課長・仙川満多雄です。「西小磯特別漁場」とは、西小磯の住民達が共同で出資している「小台網」(小規模な定置網)のことではないかと思われます。























更新日:2025年12月21日