大正14年3月17日

更新日:2025年02月13日

3月17日(火曜日)、午前8時30分出勤。

去る14日から、定期種痘を実施し始めた。高麗を初め山王町も済んで、本日午後から、北本町妙輪寺において実施する。長島・中西が出張した。

午後2時頃、宇治橋技手が来場し、岡田町長に面会され、高麗より旭村へ通じる道路の設計図について説明があった。設計費の内、第2回目の金200円を領収された。仮払いとして支出したものである。

昨日、中郡役所の佐藤善作氏が愛甲郡へ転任挨拶に来場された。

午後5時に退庁した。

解説

定期種痘とは、天然痘のワクチン接種のことで、日本では、昭和31(1956)年以降、天然痘は発生しておらず、昭和51(1976)年6月以降は、行われていません。世界的には、昭和55(1980)年5月、WHOにより天然痘の根絶宣言がなされました。まだ、この頃は、定期的に予防接種をしていました。

高麗から旭村へ通じる道路について、昨日、技手が来場しましたが、町長不在のため、今日再び来場することになっていました。2回目の設計費について請求されたようです。

参考

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