大正14年10月9日
10月9日(金曜日)、午前7時20分出勤。
午前9時大磯駅発の汽車にて平塚町役場へ出張した。中郡共立中学校の進捗状況について、平塚町長の加藤銀蔵氏主催のもとに、各町村長が召集されたからである。出席者は、大磯助役・国府村長・旭助役・須馬助役・東秦野助役・大根助役・秦野町助役・吾妻村長・金目村長・土澤村長の10名だった。午後2時半に散会し、退席した。午後2時50分平塚駅発の汽車にて帰場し、すぐに町長に復命した。
午後4時半に退庁した。
解説
今日の小見助役は、町長の代理として中郡共立中学校に関する会議に出席しました。「中郡共立中学校」は、正しくは「中郡二十六カ町村組合立育英学校」です。近隣の町村が参加して組合を作り運営していた学校で、最終的には中郡北部に5年制の中学校を作る目的がありました。県に中学校設立の申請をしていましたので、その進捗状況などを協議する会議だったのではないかと思われます。























更新日:2025年09月04日