大正13年3月17日

更新日:2024年03月17日

3月17日(月曜日)、午前8時30分出勤。

防波堤の件について、三宅・二宮の両氏は、県庁へ出頭した。

憲兵大磯分遣所の職員一同より、送別会の謝状が送られた。

午後3時55分に収入役から領収印を預かった。

午後4時10分退庁。

解説

復興委員会の委員である三宅悌吉と二宮長松は、海岸防波堤の岩礁を破砕する許可をもらうため、県庁に出張しました。関東大震災で土地が2メートル隆起し、海岸沿いには岩礁がたくさん現れました。漁業や海水浴のために岩礁を破砕し、防波堤を作り直す必要がありました。

3月14日、震災後から治安のために駐屯していた憲兵大磯分遣所が撤退することになり、郡をあげて盛大に送別会を開きました。憲兵一同からそのお礼の手紙が届きました。

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