大正11年11月14日

更新日:2022年11月14日

11月14日(火曜日)、午前8時50分出勤。

岩田郡書記より軍事救護費11月分を、神奈川県から誤って本人に直接交付したと連絡があった。

渡辺勧業主任書記が梅田と小見を従えて、伊勢原町中郡農会主催の農産物品評会褒賞授与式に出張した。

今日は戸籍事務を取り扱う。

午後4時10分退庁する。

解説

軍事救護費は、戦死した兵の遺族や傷病兵の家族に対して支払われる給付金のことで、日誌では軍事救護金と書かれることもあります(大正11年1月24日)。この軍事救護費が、なぜか県から直接本人へ交付されてしまったようです。

農産物品評会は毎年開催されているようで、前年は小見助役も見学しています(大正10年11月4日)。

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