大正10年3月7日
3月7日(月曜日)、午前8時出勤。
午前9時20分頃、北本町の区長、真壁時次郎氏が、漁業組合理事の代理として来場し、道路階段の件について町長に面会した。
午前11時退庁。帰宅後、すぐに村社白岩神社の例祭のため、氏子総代の西川浪五郎氏宅へ出張し、午後2時頃、本社に詣で、町長の代理として奉幣使となって祭典に参加した。 今回は、皇太子殿下が御渡欧されるため、例祭を兼ねて奉安祭も行った。
午後4時、祭式が終わって神酒を清め、すぐに退席して帰宅した。随員は渡辺書記が務めた。
解説
今日の小見助役は、助役としての執務と、祭礼儀式への参加で忙しい1日だったようです。奉幣使(ほうへいし)とは、天皇の使いとして神に幣帛(へいはく)を奉げる役目のことです。皇太子渡欧の安全祈願は、3日の高来神社に続いて2回目になりました。
更新日:2021年03月07日