大正10年2月24日
2月24日(木曜日)、午前8時30分出勤。
西小磯と東小磯境の里道の拡張工事が済み、開通式を行った。町長・助役・長島主任書記が招待された。
西小磯の定置漁業権存続免許の指令書を椎野郁氏に発送する予定だったが、大橋宇左衛門氏が役場に見えて持ち帰られた。
午後4時10分退庁。
解説
大正9年(1920)4月に道路法が施行されました。道路の設計にあたっては、自動車の交通が基準となるようになりました。
小台網の定置漁業権の更新許可証を取りに見えたのは、申請者の椎野郁ではなく、前年暮れに合併した新会社、相模漁業株式会社の役員、大橋宇左衛門でした。
更新日:2021年02月24日