大正10年9月14日

更新日:2021年09月14日

9月14日(水曜日)

午前8時26分大磯駅発にて、東久邇宮妃殿下が御帰京された。町長と一緒に奉送した。

午前9時29分、大磯町北下町の海岸防波堤の件について、小生と三宅土木委員、郷土土木委員、北下町の飯島議員、真壁区長の5人で県庁へ出頭した。菅沼県議の紹介によって、県の土木課長と木幡主任に面会した。県土木課から、近日中に現地を確認して決定するとのこと。午後1時に帰庁した。

午後5時半頃、町役場に戻り、町長に報告、すぐに帰宅した。

午後4時48分、皇太子殿下が大磯駅を御通過された。小生は、藤沢駅付近において、汽車の中から奉送した。

解説

小見助役は、北下町の海岸防波堤をめぐって、この日は、ほぼ一日県庁へ出張していました。出発前に東久邇宮妃を奉送し、県庁から大磯へ戻る時の車中では、皇太子に対して奉送しています。

忙しかったからでしょうか。実は、この日の日誌は日付が抜けて、前日の13日に続いて書かれています。東久邇宮妃の帰京と皇太子の還行は、9月12日9月10日の日誌で14日に予定されていると書かれているため、これらの出来事は、すべて14日に起きた事と解釈しました。

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