大正9年12月22日

更新日:2020年12月22日

12月22日(水曜日)、午前8時40分出勤。

昨夜、西小磯地区で、椎野郁氏から出願された小台網の継続について、区長及び船主側との協議会があった。小生は欠席。

本日、海員掖済会の締盟状を受取る。

午後4時退庁。

解説

海員掖済会は、明治時代につくられた船員の互助会です。詳しくは、11月26日の記事をご覧ください。

陸上で働く人の保険、健康保険は、大正11年(1922)に成立、大正15年(1926)に施行しましたが、海上で働く人の保険、船員保険法は、大正9年(1920)に逓信省が立案に着手し、昭和14年(1939)4月6日に成立、翌年6月1日に施行されました。

11月26日に加入した小見助役は、この日に締盟状、つまり会の規約のようなものを受け取りました。この年は、西小磯の船員が操業中に大風雨で亡くなり、小見助役も会葬しています。海員掖済会へ入会した一因でしょうか。

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