大正15年9月25日
9月25日(土曜日)、午前7時40分出勤。
午前10時頃、西小磯役員が来場し、町長に面会した。旭村へ通じる道路開鑿の付帯工事として耕地整理を申し出て、了解を求められた。町長は尾上技手を役場楼場へ招き、種々説明を聴き取り、明日の議員会議に附する事として、一同散会した。尾上技手の話では、まずは関係地主の調印が必要であるとのことだった。
午後1時30分に退庁した。
午後2時から、西小磯地区の耕地整理について調印を求め、明日の町会を機として森町長宛に建議案となる趣意書を提出した。
解説
旭村に通じる道路開鑿(かいさく)の付帯工事については、明日の町会の議題提出に間に合うように、小見助役が必要な書類を準備しました。工事内容については具体的に書かれていませんが、道路を整備するうえでの必要な改良工事のことと思われます。旭村に通じる道路は、白岩神社脇から旭村万田へ通じる道と、高麗から旭村山下へ通じる道があり、どちらも道幅が狭いため数年前から道幅を拡張する計画がありました。大正14(1925)年には、旭村と大磯町間の道路開設の準備が進められていましたが、話の折り合いがつかず、道路の話は頓挫してしまいました。再び話が本格化するのは後年なってからなので、この時期の道路開鑿は、大磯地区に限っての道路工事と思われます。すでに高麗の道路は、御料地拝借の手続きをし調査段階に入っています。同じように白岩神社脇の道路も、曲がった道をまっすぐにし道幅を広げる計画が動き出しました。まずは耕地提供者からの調印をもらうことから始まりました。























更新日:2026年08月28日