大正15年9月17日
9月17日(金曜日)、午前7時40分出勤。
本日、森町長が出勤された。
昨日、真壁議員より山王町の件について注意があった。町長の出勤早々に要件を伝え、すぐに承知された。
午後1時半頃、相馬・加藤・武藤の3名が来場し、町長と種々打合をして、午後3時半に退場された。近いうちに佐野氏を役場に招き種々相談する予定である。
午後3時4分、台町下水の件について、同町関係者及び土木派出所関係者と役場で協議する事項があった。
午後6時から、元郡長官舎について、町会議員一同を役場へ召集し、協議をする予定である。小職は親戚に不幸があったため欠席した。
午後7時から、西小磯地区において、今回の賃貸価格標準の協議会があったが、伍長の出席が少数のため、流会した。
解説
山王町の区長・区長代理の人事の件は難航しており、町議までかかわる深刻な問題のようです。
台町の下水の件は、たびたび話題になっています。当時の下水は、屎尿と一般下水に分けられますが、ここでの下水とは、厨房排水や洗面所・風呂排水の事と思われます。当時はそのまま排水路から川へ、海へ流されたものと思われます。糞尿については、現在のような曝気式排水処理はなく、汲み取りされ農家にて肥料として使用されたものと思われます。海に面した東京都のような大都市では、集めた糞尿は、はしけに積み替えられて海洋に廃棄していました。
参考
石井明男ほか「東京都のし尿等海洋投棄廃止の経緯について」第31回廃棄物資源循環学会研究発表会、2020年 (PDFファイル: 546.1KB)























更新日:2026年08月19日