大正15年7月29日
7月29日(木曜日)、午前7時30分出勤。
本日、森町長は県へ出張した。
本日、東京税務監督局より元厚木税務署官舎払下げ代金2,356円の支払い命令の通知があった。
午後1時頃、小田原電気株式会社平塚出張所の現王辰雄氏並びに戸辺、香川の3氏が来場した。大磯町電灯増設について森町長の面会を求められたが、町長は出張により不在のため、来たる31日午前中に来場する予定として退場された。
午後2時に退庁した。
解説
本日は東京税務監督署より、元厚木税務署官舎の払い下げの代金の請求書が届きました。大正14(1925)年6月18日の助役日誌には、庁舎は1坪8~9円、官舎は1坪17~18円で払い下げられることと記載されています。そのうちの官舎払下げ代金が2,356円です。大磯税務署増築・改築にかかる全費用については、大正15年度大磯町歳入出予算臨時の部(特別会計)に記載されています。町の歳出予算の約18%に当たり、大きな金額でした。
〈大磯税務署増築・改築の費用〉
| 内容 | 金額 |
| 元厚木税務署庁舎1棟(60坪)・付属物置1棟(6坪) | 578円70銭 |
| 元厚木税務署官舎5棟(132坪)・付属建物 | 2,356円 |
| 運搬費・移築改築費 | 5,270円 |
| 増築費 | 3,920円 |
| 合計 | 12,124円70銭 |
参考
鈴木昇『大磯の今昔』二、142~155頁























更新日:2026年07月04日