大正15年7月23日
7月23日(金曜日)、午前7時50分出勤。
本日より、捕鼠を励行した。町役場において一匹2銭で買い上げる。
本日、茶屋町より斎藤平吉・柳田市蔵の両名が来場し、外灯21燭の増設を申し出られた。森町長から認可された。警察署へは、口頭で申し出た方よいのではとのことだった。場所は停車場より新杵の脇までである。
午後0時30分、消防組頭梅田丑五郎が来場した。警察署の依頼により、犯罪人を取り逃したので、消防隊にて捜すことを申し出られ、実行について各部へ通知を発することを言われた。
午後1時に退庁した。
解説
本日から捕鼠(ほそ)の励行が始まりました。日本でも明治30年代から流行が始まったペストは、鼠が原因です。感染すると致死率の高い伝染病でした。ペスト対策の一つとして、国を挙げて鼠の捕獲を進めていました。1匹捕獲すると2銭で買い上げており、それが役場の仕事だったことにも驚きです。
また、消防組頭が来場しました。用件は、警察署が犯罪人を取り逃がしたので、消防隊も協力することになったことの報告と、その通知を各地へ発することでした。しかし、通知を町役場から発してほしいのか、消防組頭から発するのか、詳細は良く分かりません。























更新日:2026年07月04日