大正15年6月30日
6月30日(水曜日)、午前7時半出勤。
午前10時、中郡役所閉庁式があり参加した。式後、禱龍館において各町村長・郡長・所員一同・農会長・土木派出所長らと共に最後の惜別のため昼飯を喫し、午後3時に散会した。主催は町村長会長が務めた。午後3時半帰場の上、午後4時10分に退庁した。
解説
27日に郡役所所員の送別会を行いましたが、本日は閉庁式がありました。式後に禱龍館にて、郡役所所員と最後のお別れ食事会を開きました。大住郡と淘綾郡が合併して中郡が発足し、郡役所が大磯に設置されたのは、明治29(1896)年4月1日です。大正7(1918)年に、現在の大磯町立図書館の所に移転しました。当時は5町22村、現在の平塚市・伊勢原市・厚木市・秦野市・大磯町・二宮町を管轄していました。郡役所の2代目郡長は、助役日誌に時々登場する白根鼎三氏で、最後の8代目郡長は森茂樹氏です。白根も森も後に大磯町長を務めます。大正15(1926)年までの約30年間、大きい存在だった役所が無くなるのですから、名残りが尽きないお別れ会だったと思います。
今月は、警察署移庁祝賀会、青年訓練所の設置、郡役所廃庁送別会等、小見助役は町長代理を務め、大変忙しい月でした。























更新日:2026年05月31日