大正15年5月4日
5月4日(火曜日)、午前7時30分出勤。
本日、県属と私法人建物帳簿の引合せをした。佐藤主任書記が立ち会った。
本日、西海惣兵衛氏が来場し、税務署敷地が5月31日に期間満了なので、後約を申し出た。
本日、来る10日に桐生市戸籍研究会員が、当町の戸籍寄留事務視察のため来場、との通知があった。
午前10時、渡辺定書記が私用のため早退した。
午後0時30分頃、小職中郡役所に出頭し、浅沼書記と面談した。
本日から中郡役所において、本年度壮丁検査を執行した。来る8日に大磯町検査の予定である。
本日、町民1名が軍事救護出願を請求した。
午後4時10分に退庁した。
本日、西小磯東地区の町税取り立てをした。
解説
今日の小見助役は、いつも以上に多くの仕事をこなしている様子が見えます。
県職員と帳簿を照合した後、来場した西海惣兵衛は、税務署敷地の地主です。賃貸料契約の更新に訪れたのでしょう。当時の税務署は山王町の松並木沿いにありましたが、個人の私有地に町が建物を建築し、誘致したものでした。
続いて午後には、壮丁検査が行われている中郡役所へ向かいました。壮丁検査は、20歳になった男子が受ける徴兵検査です。中郡内の町村から、会場となっている中郡役所に青年達が集められていますが、大磯町の青年達は、4日後に検査を受けるようです。
また、町税の徴収について、退庁時間の後に書き加えているのも忙しさの表れでしょうか。























更新日:2026年04月03日