大正15年4月10日
4月10日(土曜日)、午前8時15分出勤。
午前8時40分、長島書記は真壁時次郎氏に頼まれ、宮代熊吉(かごや)の宅地の境界不明個所に出張した。午前10時頃帰場の上、解決の報告があった。
本日、竹下監督に対し、小学校建築精算違いがあり、松本下請ならびに小巻よりの請求額に対し、来場の通知を発した。
午後0時30分に退庁した。
解説
小学校建築の請負業者から、計算違いとして再請求の通知が来ました。完成後も、あちらこちら手直しをしていましたので、その追加代金なのでしょうか。
長島書記は、土地境界の検分に出かけています。真壁時次郎は北本町で畳屋を営み、区長を務めたことのある人物。宮代熊吉の「かごや」は、南下町にあった鮮魚店で屋号は「宮與」と言いました。「かごや」は通称だったと思われます。もめることも多い土地境界の話ですが、今回はすぐに解決したようで、忙しい小見助役はほっとしたことでしょう。























更新日:2026年03月03日