大正15年4月5日
4月5日(月曜日)、午前7時30分出勤。
本日、栢木書記は遅刻の届出があった。
来る11日午前9時、在郷軍人連合分会総会を平塚町小学校において挙行する予定で、招待を受けた。
本日、小学校児童用備品として雨マント50個、価格150円を、長島そめより寄附の申込があった。
本日、大川警察署長が厚木警察署長に転任するため、挨拶に来場された。
午後1時から、小学校建築精算の件について、建築委員を召集した。小巻請負人に対し、遅延につき過増金を、竹下監督に対し謝礼金として金100円を贈ることとした。出席者は、曽根田・小島(栄)・郷土・中西・山梨・真壁・鈴木・小島(玉)・三宅・安部川・柳田(勇)・柳田(良)・渡辺・奥山の14名で、欠席者は、宮代(師)・脇・宮代(喜)・二宮・霜島・浅沼・奥野の7名だった。会用に松月弁当14本用意した。午後9時半に散会した。
午後10時頃、竹下具之氏に謝礼金の一部である金15円を渡した。
午後10時10分に退庁した。
解説
今日は、建築担当の町会議員を集めて小学校建築費の清算をしています。請負業者には、工事の遅れによる超過金を、監督には謝礼金を渡すことになりました。しかし、謝礼金の一部しか渡していないところを見ると、「竹下具之」は竹下監督と同姓ですが、本人ではないのかもしれません。
また今日は、1日に続いて再び小学校児童のためにと物品の寄附がありました。子ども用の「雨マント」と書かれていますが、これは防水のために片面にゴムを貼り付けた布(ゴム引き布)で作られた雨用コートと思われます。当時はまだ防水加工した布製のコートは高級品で、子ども用は少なかったと言います。このマントも50着・150円で、竹下監督への謝礼金を100円にしていることを考えると、やはり手軽に買える物ではなかったと思われます。子ども達は喜んだことでしょう。























更新日:2026年03月01日