大正15年3月31日

更新日:2026年02月27日

3月31日(水曜日)、午前8時20分出勤。

本日、1年志願兵並びに教育召集の入営があった。

午前10時から、住宅組合帳簿整理のため、県職員が出張され、町役場にておこなった。

昨30日、故加藤高明閣下の忌明けとして茶と袱紗1枚を贈った。

午後2時頃、中善へ小学校備品器具代をすべて支払った。1年保証金として、4,807円のうち、100分の5にあたる金240円35銭の代わりに、勧業債券500円券1枚を預かった。すぐに藤田収入役に保管を託した。

本日、中西巡視を出張させ、海水浴場付近の掃除をおこなった。明4月1日より人夫を雇い施行する予定である。

本日、佐藤書記を関東銀行へ出張させ、預金通帳の書き換えをおこなった。

午後4時10分に退庁した。退庁直前に、中善より明後2日午後に金額を受け取るとの連絡があった。すぐに収入役へ申し置いた。

解説

今日は年度の最終日です。様々な業務をこなしています。

加藤高明は大磯に別荘を構えた1人で、大磯宮ノ上(妙大寺の近く)にあった松本順邸の敷地を購入し、自らの別荘を建てました。別荘を構える以前から伊藤博文ら政治家に会うため大磯に来ていました。また、岩崎弥太郎の長女・春路を妻に迎えており、同じく別荘を構えていた岩崎家と縁戚関係だったことも大磯に別荘を構えるきっかけとなったと考えられます。昨日が、加藤の忌明け(四十九日)だったようです。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育部 生涯学習課 郷土資料館
〒255-0005
神奈川県中郡大磯町西小磯446-1
電話番号:0463-61-4700
ファックス:0463-61-4660
メールフォームによるお問い合わせ