大正15年3月8日

更新日:2026年02月06日

3月8日(月曜日)、午前8時15分出勤。

午前10時頃、小学校児童展覧会出品を視察した。午前11時に帰場した。

本日、長島書記は私用で東京に行くため、午前10時頃に早退した。

午後1時15分、ピアノの代金を三菱商事株式会社に渡した。併せて、緞帳代金300円を小巻甚三郎に渡した。

午後4時10分に退庁した。

解説

町長の仕事も代行している小見助役ですが、今日は、小学校児童の行事にも、足を運んでいます。

また、6日に霜島校長から連絡があったピアノの代金を早速支払ったようですが、支払先は「三菱商事株式会社」となっています。この会社は大正7(1918)年、岩崎財閥4代目の岩崎小弥太が、多角経営だった三菱合資会社の事業部をそれぞれ株式会社として独立させた際、貿易を主とする総合商社として創業されました。多様な商品を扱っていたと言います。また、100年前の当時、ピアノはほとんどが輸入品でした。すでに国産もされていましたが、ピアノ線など内部の主要部品は輸入品だったとのことです。今回の小学校再建に伴い、町は岩崎家から敷地の寄附を受けています。現在の運動場にあたる部分です。もしかしたら、霜島校長は岩崎家に配慮して、「三菱商事株式会社」からピアノを購入したのではないでしょうか。6日の日誌に記述されている「内金分を寄付」という話が出たのも、両者の関係から考えると自然な流れだったのかもしれません。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育部 生涯学習課 郷土資料館
〒255-0005
神奈川県中郡大磯町西小磯446-1
電話番号:0463-61-4700
ファックス:0463-61-4660
メールフォームによるお問い合わせ