大正15年3月3日

更新日:2026年02月05日

3月3日(水曜日)、午前8時30分出勤。

本日、県検税吏員の臼井善太郎氏並びに郡の飯田雇が来場した。渡辺半七書記と共に税務につき各町に出張した。

午前11時40分、佐藤書記は中井氏葬儀のため退場した。

本日、梅田検査員は、町農会として関西地方へ蔬菜速促栽視察に出張した。

午後1時頃、南下町区長・加藤直治氏の自宅を訪問した。90日現役をつとめた1名の軍事救護について取調べるため訪問したが、不在だった。また、本人の自宅も訪問したが、不在のため空しく帰場した。

本日、竹下監督は欠勤とのことだった。

午後4時10分に退庁した。

解説

今日の小見助役は、軍事救護の調査のため、まず該当する地区の区長を訪ね、さらに本人の自宅にも足を運びましたが共に留守だったため、無駄足になったようです。軍事救護とは、戦傷病者や、その遺族の生活困窮を救うための制度です。100年前の当時は、事前連絡の手段が限られていましたので、このような無駄足は日常茶飯事です。仕方ありません。

また、記事の中に「蔬菜速促栽」という言葉が出てきます。詳細は分かりませんが、これは現在で言うところの「促成栽培」(露地栽培よりも成長・収穫を早くする栽培方法)にあたるものかもしれません。当時は、暖かい西の地域で技術が進んでいたようです。

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