大正15年1月13日
1月13日(水曜日)、午前8時30分出勤。
本日、競馬場発起者の堀江・松下・成瀬の3名が来場し、町会議員の相談会席上で面談を希望することを申し出た。
午後1時から町会議員を召集し、相談会を開催した。内容は消防組頭二宮氏の退職に関する表彰の件と、水道の後始末における2年分の水源地小作料の件で、2件とも可決した。その他、山中技師の月給並びに設計料支払要求の件、町長後任選考の件、税務署増築にあたり臨時委員選定の件があったが、この3件は延期となった。また、小学校電灯の件は鶴見商会へ請負わせることとした。出席者は曽根田・小島栄・郷土・山梨・奥野・真壁・鈴木・小島玉・三宅・宮代喜・二宮・安部川・柳田の13名だった。松月亭において夕食を摂り、午後11時に散会した。
本日、鴫立澤の後継者について高麗神官より申出があった。協議の末、高麗神官に一任することとした。
本日、競馬会の件で、町会議員に依頼することがあり、立会者の松下・豊田・成瀬の3名が協議の末、町会議員全員が個人資格として参加することとなった。
解説
中郡畜産会の競馬場は、関東大震災以前まで秦野町にありましたが、元々手狭であったことと、震災で被害を受けたため移転が検討されていました。大磯のほかに秦野と平塚が誘致を争いましたが、結局平塚に決まり、来春より平塚での競馬開催が決まりました。
また、上水道の建設について、水源の確保のため試掘を試みましたが、結局失敗に終わりました。町はその後始末のため、水源池の賃借料や技師の給料、設計費などを支払うことになりました。大磯の一部に県営水道が引けたのは昭和9(1934)年でした。























更新日:2025年12月16日