大正14年2月6日
2月6日(金曜日)、午前9時出勤。
本日は、町役場において管内郵便局長会議があった。
本日、岡田町長が241円93銭の内、藤田前町長と使丁佐藤よしに25円ずつ、残りの192円を町役場吏員に配与した。他に、青年・在郷・消防の3団体に、大正12年9月1日の震災当時の慰労として、150円ずつ分与した。大磯小学校職員には75円を分与した。
午後4時頃、二宮町議と共に藤田前町長の慰労金500円を持参した。
午後7時に退庁した。
解説
今日の日誌は、金銭の分配について記録しています。震災時の慰労金のようですが、財源については書かれていません。
さらに、今日は藤田前町長への慰労金(退職金)を現金で直接持参しています。現在では考えられませんが、謝礼を兼ねての行為で、当時はあたりまえのことだったと思われます。
更新日:2025年01月07日