大正14年1月22日
1月22日(木曜日)、午前8時30分出勤。
本日は普通事務に従事した。
午後3時半に岡田町長は高麗在住の有志者宅へ町長就任の挨拶に出かけた。町長の帰場前の午後4時10分に退庁した。
解説
岡田町長は、今日は高麗地区の有志者へ、就任あいさつに出かけました。高麗地区で一番の有力者といえば、江戸時代から高麗村(江戸幕府の朱印地)の中心的存在であった曽根田家の子孫である、第2代・第6代目大磯町長を務めた曽根田重兵衛です。しかしこの時はすでに亡くなっています。岡田町長は曽根田家の自宅を訪問したのでしょうか。
その後、重兵衛の孫である曽根田恭男は、昭和29(1954)年12月に大磯町と国府町が合併した時の町長を務めました。町の合併及び運営に大いに尽力したので、大磯町名誉町民の称号を授与されました。
更新日:2024年12月21日