大正13年12月18日
12月18日(木曜日)、午前8時50分出勤。
本日、1名が服務中の軍事救護の手続きをした。
本日、漁業組合より禱龍館の勘定を受け取った。
午後0時20分、小学校敷地の工事を視察した。午後2時に役場へ戻った。
午後2時から、郡長・警察署長・駅長の異動による送迎会について、議員並びに区長一同を召集し、協議会を開いた。協議の結果、宴会はせず、記念品を贈ることとした。記念品の購入代として、会員1人あたり1円ずつ集めることとして各区長に依頼した。法人・団・会社等は、助役が集めることとし、期限は来る22日までとした。なお、22日は、道路踏査を行い、海岸船曳場の件について協議する予定である。午後5時に散会し、すぐに退庁した。
解説
小学校の敷地拡張工事については、震災前から実施されていました。大震災により建物がすべて崩壊したため復旧を含めて早急に計画を進めています。岩崎家からの土地の譲渡及び建物建設費用については、大正13(1924)年から昭和3(1928)年まで、県から無利子で小学校震災復旧費として借りていました。
更新日:2024年11月12日