大正13年10月10日

更新日:2024年09月05日

10月10日(金曜日)、午前7時50分出勤。

出勤早々、昨日の県庁出張について町長に復命した。

午前10時頃から、町会議員と共に西小磯白岩神社脇の道路、旭村に通ずる里道を実地踏査した。踏査者は、小見・渡辺・鈴木・柳田・梅田・平田・大内・豊田・浅沼の9名で、長島主任書記が随行した。昼食として松月へ弁当10個を注文した。

午後3時半頃帰場し、新杵へ注文した代金1円50銭分の茶菓子をいただき、種々意見の交換をして、午後5時頃散会及び退庁した。

解説

このところ、前年の大震災後の復旧工事に伴う長時間の会議や、県庁への出張などで多忙な小見助役ですが、今日も出勤早々町長に昨日の出張の報告を済ませると、今度は里道工事計画の現場に出向いています。

旭村は、現在の平塚市旭地区のことで、昭和29(1954)年に平塚市と合併しています。100年前の当時も現在と同様に、大磯町(国府地区を除く)から旭村(山下・万田など)方面への道筋は、泡垂山(あわたらやま)や高麗山(現在の湘南平)に隔てられ、高麗から行く道と西小磯から行く道の二通りに分かれていました。今回、道幅が狭かった西小磯からの道を拡張することになったようです。

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