明治記念大磯邸園の春のイベントにて講演をしました！

5月3日（土曜日）に、明治記念大磯邸園で開催された春のイベント「立憲政治の夜明け」にて当館学芸員（長谷川）が講演をしました。本イベントには27名の方が参加してくださりました。

明治記念大磯邸園の東地区（旧大隈重信別邸・旧古河別邸/旧陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸）が、昨年の11月23日に公開されました。当日は、旧大隈重信別邸・旧古河別邸の大広間にて、講演させていただきました。昨年の10月頃に秋のイベントで講演をした際は、まだ公開されておらず、屋外で行いましたが、今回は屋内で実際の邸宅の雰囲気を感じながらの講演となりました。

本イベントでは、大隈重信物語という紙芝居が行われた後、講演を実施しました。講演では、大磯が政界の奥座敷と称されるほどの別荘地となった経緯や要因を、政治的背景を踏まえつつ紹介しました。また、大隈重信・陸奥宗光・古河財閥の別荘についても触れました。購入から売却あるいは継承までの経緯や邸宅の特色、実際の利用状況などについて、こちらも政治的背景を踏まえつつ、お話ししました。

今後、さらに研究を進め、別荘地大磯の歴史について、皆さまに少しでも多く情報を発信できるよう努めて参ります。

ご参加いただいた皆さまに、改めて感謝申し上げます。