企画展 「 大磯の蘭疇-松本順と大磯海水浴場 」

更新日:2013年02月20日

開催日・期間
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イベントの種類分野
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企画展 「 大磯の蘭疇-松本順と大磯海水浴場 」の詳細
概要 松本順没後100周年記念展
「大磯の蘭疇-松本順と大磯海水浴場」
とき

平成19年7月3日(火曜日)~9月2日(日曜日)
ところ

大磯町郷土資料館 企画展示室

内容

松本順が大磯で亡くなってから100年の歳月が流れました。松本順(良順)は、長崎で蘭医ポンペから本格的に西洋医学を学び、我が国初の西洋医学に基づく公立病院である長崎養生所(後の長崎大学医学部)を設立しました。
また、幕府の西洋医学所(後の東京大学医学部)頭取として、さらに十五代将軍徳川慶喜の侍医としても活躍し、日本における近代西洋医学の基礎を築きました。明治新政府では軍医制度を整えて陸軍軍医総監を務めるなど、医学界はもとより日本の近代史上に欠くことのできない人物といえるでしょう。もちろん、大磯町にとっても、けっして忘れてはならない存在でもあります。
明治18年(1885)、松本順によって大磯海水浴場が開設されました。宿場としての機能を失い、経済的な疲弊にあえいでいた当時の大磯にとって、海水浴場の開設は大きな救いでした。
やがて、海水浴場を核として多くの人々が集まり始めます。長い大磯の歴史のなかで、いよいよ「別荘地大磯」という極めて特徴的な文化が花開くことになちます。そして、松本順は大磯の恩人として顕彰されてきました。
このたび、大磯町郷土資料館では、松本順没後100周年記念展「大磯の蘭疇-松本順と大磯海水浴場」を開催いたします。幕末から明治の激動期を駆け抜けた松本順の生涯と、大磯との深いかかわりについてご紹介します。ぜひご覧ください。

費用 入館料:無料
開館時間

午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

休館日

7月9日(月曜日)17日(火曜日)23日(月曜日)30日(月曜日)
8月6日(月曜日)13日(月曜日)20日(月曜日)27日(月曜日)

大磯海水浴場/明治時代中~後期

明治時代中~後期の大磯海水浴場
松本順肖像写真

幼名を順之助、後に良順、順と改名。安政4年(1857)に海軍伝修生御用医として長崎へ赴いてまもなくから蘭疇という号名を使う。晩年には楽痴とも称した。

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