郷土資料館開館20周年記念展Collection-3

大磯町郷土資料館　企画展示室

昭和63年（1988年）に開館して以来、「湘南の丘陵と海」というテーマのもとで20年間にわたって蓄積した資料や情報を、ひとつの大きな成果＜コレクション＞として紹介する、大磯町郷土資料館開館20周年記念展「CollectiblesOiso」の第3回めの展示です。
現在、当館には衣生活にかかわる資料が3,000点余り収集されています。衣服は、人が生活するうえで無くてはならない基本的な生活用具の一部であり、素材や形態だけでなく、衣服にかかわる生活習慣を含めて知ることは、地域を深く理解することにつながります。衣服は、一見すると地域性の認めにくい印象をもたれますが、そこには時代、地域、職業など、さまざまな特徴のある情報を見出すことができます。衣服というフィルターを通すことで、地域の人々の暮らしぶりは、多様な広がりを見せてくれます。今回の展示では「晴着と万祝（まいわい）」「仕事着」「再利用された布」という3つの大きなテーマで構成します。希少性の高い晴着や仕事着の展示に加え、古着や古布の再利用を見すえた丁寧な針仕事は必見です。見直されつつある「もったいない」の倹約精神を、ぜひ実感してください。

午前9時～午後4時30分（入館は午後4時まで）

無料

毎週月曜日（祝日にあたる11月24日、1月12日は開館）
祝日の翌日（11月25日、1月13日）
館内整理日（12月2日・1月4日）
年末年始（12月29日～1月3日）