大正14年6月25日

更新日:2025年06月06日

6月25日(木曜日)、午前7時50分出勤。

本日は、普通事務に従事し、愛国婦人会の本年度切符の書き入れ作業をした。

午前10時頃、豊田由蔵氏が来場し、月貫道路の拡幅のため、安部川彦造氏の所有宅地を買い入れるよう依頼された。

午後1時から、海水浴場委員を召集し、海開き式の余興についていろいろ協議を重ねた結果、無料小屋及び相撲場、太神楽舞台、照ヶ崎の浴場暗礁浚渫(あんしょうしゅんせつ)、その他について協定した。午後5時に散会し、すぐに退庁した。

解説

毎年のことながら、6月下旬になると海水浴場の準備で忙しくなります。現在とは比べ物にならないほど多くの海水浴客が集まるので大変だったことでしょう。震災の影響により、水深確保の浚渫工事が必要のようです。当時の「海開き式」は、余興があり賑やかに行われました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育部 生涯学習課 郷土資料館
〒255-0005
神奈川県中郡大磯町西小磯446-1
電話番号:0463-61-4700
ファックス:0463-61-4660
メールフォームによるお問い合わせ