大正14年5月14日
5月14日(木曜日)、午前7時30分出勤。
本日は、渡辺定吉書記が午前11時半頃に早退した。
本日、高麗神官に俸給を支払った。
本日午後、高梨県の職員が私法人建物を渡辺半七書記と共に調査された。
午後4時20分に退庁した。
解説
高麗神社は、郷社のため、町が神官に給与を支給しました。今日はそれを支払ったようです。戦前期では、神社は国家神道のもと格付けされており、神社の物的及び人的設備は国家に帰属しました。
参考
河村忠伸「昭和戦前期における神社の維持経営 :ー公費供進・神職俸給・氏子拠出金を中心にー」(『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』第15号、2021年)
更新日:2025年04月15日