大正14年3月18日
3月18日(水曜日)、午前8時20分出勤。
本日は、彼岸の入りであった。
午前10時頃、岡田町長は、出勤前に長島書記と共に東小磯の隔離病舎道を踏査した。大まかな測量を実施して、午後0時10分に帰場された。
本日、高麗在住の町民1名が所有する井戸から石油のような成分の水が湧出した。
午後から、長島書記は、再び病院道へ実測に出張し、精密な実測を行う。
午後1時から、臨時町会を開催した。出席者は、浅沼・奥山・小見・平田・豊田・大内・梅田・柳田・二宮・渡辺・出口・奥野の12名で、欠席者は三宅・郷土・鈴木・飯島・脇の5名だった。無事、原案を可決し、その他の協議事項は、岡田町長の説明通りに承諾され、町長に一任した。会用に、三ツ引やへ金2円分の茶菓子を注文した。午後5時頃に散会し、すぐに、町長と共に退庁した。
解説
隔離病舎への道路の改修計画を実施するにあたって、実測を行ったようです。
今日は臨時の町会が行われ、審議事項について町会の承認が得られたようで、ほっとしたようです。
更新日:2025年02月13日