大正14年11月1日
11月1日(日曜日)
大磯小学校において、秋季運動会を兼ねて尚歯会を開催する予定だったが、雨天のため中止した。運動会は、天候快復まで延期とした。
午後1時頃、小学校において町長・助役・鈴木・三宅の4名で「大船弁当」を喫した。終了後、建築事務所まで行き、竹下監督の立会いのもと、建築材料を検査した。検査員は、町長・助役・当番委員・霜島・三宅・鈴木の5名だった。
午後3時過ぎに帰宅した。
解説
今日は日曜日で、尚歯会(敬老会)と運動会が行われる日でしたが、残念ながら雨で中止になってしまったようです。100年前の当時は、毎年午前中に敬老会があり、午後に子ども達の運動会が開催され、お年寄り達が見学できるようにしていたようです。
また、小見助役らが食べた「大船弁当」とは、大正2(1913)年から販売された弁当で、当時は人気商品でした。現在も駅弁として知られている大船軒の「鯵の押寿司」のことかもしれません。























更新日:2025年10月08日