大正14年9月11日
9月11日(金曜日)、午前7時50分出勤。
午前8時から小学校建築の地割を施行した。建築委員のうち金曜日当番の渡辺廣三・奥山絢三・浅沼房吉の3名、小巻請負人・町長・助役・校長等が参加した。
午後から県の渡辺技手及び竹下監督技手が出張し、地割を踏査された。松月の弁当4本と技手に上弁当1本、ビール1本を出した。午後4時半頃帰場の上町長に復命した。
本日、海水小屋置場改築の設計書が小林勝蔵より提出され、宮代町長は海水浴場実行委員を召集し、協議の上小林氏に請負わせることとした。
午後5時に退庁した。
解説
小学校の新築現場では、いよいよ地割が始まりました。地割とは、敷地のどのあたりに建物を建てるか、縄でおおよその目安に仕切りを付け作業のことです。町の関係者や設計者、請負人らが集まって全員が納得して決めます。























更新日:2025年08月14日